前半~中盤の実況感想ははてなブログの下書き保存をちゃんと使ったのに何故か全部消えたので無いです。
『禁じられた遊び』(字幕版)
視聴した日:2021/09/26
監督:ルネ・クレマン
主演:ブリジット・フォッセー、ジョルジュ・プージュリー
公開:1952年
視聴時間:1時間22分
製作国:フランス
個人的評価:70/100(但し、この評価は視聴直後ではなく忘れた頃――今に書いているのでおそらく正確ではない)
もう一度観たいか?:観てもいい
評価について:
Amazon(アマプラ)にあります。
Amazon Prime Videoからあらすじの引用。
『ドイツ軍の空襲で両親と子犬を失った少女ポーレットは農家の少年ミシェルと親しくなる。少年は死んだ子犬を埋め十字架を立ててやる。それから二人は小さな虫や動物の死骸を埋め十字架を立てるという葬式ごっこをするが...』
という、もうあらすじからして不穏しかないやつですね。タイトルもいい感じ。
ネタバレあらすじは消えてしまって書く気力ないので省略。
個人的名シーンの遣り取り書き起こし。
ミシェル「二人で犬のお墓を作ろう」
ポーレット「お墓って何?」
「死んだ人が皆入る場所さ」
「なぜ皆と一緒なの」
「一人じゃ寂しいだろ」
「でも私の犬は一人ぼっちよ」
「そうだね」
「お友達を探すわ」
「ほかの犬? 難しいよ」
上に梟(百年生きたらしいので〝村長〟という名前)がいる。
ミシェル「見てろ」
「殺さないで」
「まさか。100年も生きてるんだよ」
「100年」
梟から「借りは返す」といってモグラを奪うミシェル。
「ほら見て。モグラだ」
「もっとほしい」
「いっぱいいるよ」
「猫も」
「ネズミ、トカゲも」
「馬は。牛は?」
「蛇もいる」
「ライオンも」
「トラもね」
「人間も」
「……いいよ。十字架が要るな」
「なんで」
「親から聞いてないの?」
「見て。ほら簡単だろ。これが十字架」
「それ神様?」
「そう。神様だよ」
「待って」
(ネックレスを取り出す)
「首飾りか」
「壊れたの」
「いいね」
以下、実況感想(データが消えたので終盤だけ)。
ああ死体集めてるな……。ひよことはいえ。
いやお父さんの娘(ベルト)とフランシス付き合っとるやないか……って、この場所ミシェルから教えて貰ったって大丈夫?
あ、流石に殺しはしませんよね。
いや十字架取ってくなや。しかも駄目なんかい。我が儘いうなあこのポーレット。
あのバシャの上のゆらゆらしてる鶏のオブジェ? なんだろう。
喪服で自転車に乗ってくる絵面ってなんかすごいなw非日常感があるよ。
ミシェルが十字架盗んだのにグアールの所為にしてさぁ……最初からいがみ合っていたけども、これ殺し合うフラグとかじゃねえだろうな……。
あ、司祭に懺悔しているミシェル……。
改悛の祈り
「我 主の嫌いたもう罪をもって背きしを深く悔悟す。我が罪を赦したまえ」
「天にまします我らが父よ。御心が地に行われんことを。日々の糧を与えたまえ。我らの罪を赦したまえ。我らを誘惑から守り、悪から救いたまえ」
おいおいおいおい教会の十字架を盗もうとすな。
お前本当に敬虔な信者か?????????
いや本当に盗んでないんですよグアールは。
オイオイオイオイ他人の女房の墓をゴミ溜め呼ばわりするなお父さん。
いや本当に葬式のこと知らなかったんすよグアールさんは……。
脱走兵への当たり強いなあ。まあしょうがないだろうけども。
ゴキブリなんぞ触……ああああああゴキブリ殺したああああああああ!!
いや教会の十字架は盗めないってちゃんといえや。いくら強請ったって駄目だろ。
あらまあポーレットなんだかんだ馴染んでいるわねえ。皆にキスして回っている。
というかポーレットにキスされてキスしてにっこにこのレーモンかわいいな。
神を知らないって怖いなあ。
墓地の十字架盗む気かねポーレット……。
もう仲良くいてくれベルトとフランシスよ。
パンツ見えるわぁ。
うわぁああああああああそんなに十字架取ってくんな!!!!!
いやいや罰当たりが過ぎるわ。というか絶対バレるわ。監禁三日くらいされんで。
加減を知れ。二十個くらい盗ったやろこれ。
あっお兄さんの墓に行く……。
え、なんでグアールさんも墓参り行くん?
十字架にまだ値札がついているってどういうこっちゃ。
いやなんでグアールも墓参りに……あ、そうか、女房の墓侮辱されたんだっけな。
それにしても墓参りで対抗しなくてい……あああああああああああああああああああああばかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっとちょっとちょっと他人の奥さんの十字架叩き折ることないだろいくらなんでも。
司祭様助けてくれ。
おいポーレット、お前こんな時も十字架かよもうお前の所為だぞ。
うわぁ……廃墟の中が十字架だらけ…………。
え、どんだけ死体が埋まっているんだ……?
こわい…………。
結局お兄さんの馬車の十字架使ったんかい。
お父さんもやり切れんわなぁ。長男は死ぬわミシェルはこんなことするわ。
まあミシェルがどうとかより十字架の場所よね。先ず。十字架の弁償代がやばい。
え、なんでまた墓地に行くの?
あ、廃墟の墓地ね。
声でバレるぞミシェル。
ほんと我が儘だなポーレット。好感度マイナスやでこいつ。
あーあーとうとう警察まできてしまった……。
絶対なにもいわないなんて約束守らんやろこいつ。
ほらもうお前の所為だぞポーレット。でもいうこと聴いちゃうミシェルもミシェルだよ。
え、ポーレットを引き取りに!?
折角建てた墓が……結局全部壊すのか。
それレース? どうやって作ったんだその十字架。
ああ、ポーレットのネックレスか……。
梟にネックレスを「百年間預かってて」っていうのなんかええな。夢十夜思い出したわ。
そんな首輪みたいに名札つけて……。
あ、結局苗字はドレなんだな……。
そりゃこんな小さな子一人で放置したらどっかいなくなるわ。
えええええええええええええええええええええええここで終わりぃいいいいい!!?
なんも解決していないっていうかこの後どうなったんだよポーレットは。
【視聴後の感想】
ものすごい事件が起きた、というわけでもないし、いい話というわけでもないけれど、なかなか心に残る作品ではあった。
不朽の名作といわれるのも肯ける。
ちらっと他の方の感想を見たところ、劇中の印象的な曲の名前は『愛のロマンス』らしい。
また、小説の方はオチがかなり違っているそう。映画よりバッドエンドですが、この話の大筋的には小説の方が合っていたかなあ……ちょっと、大事なところを捻じ曲げた感が映画のオチだとあるかも。ただ映画単体では悪くない終わり方だったと思います。
評価は100点中70点。