くろめの記録置き場

ドラマや映画の感想等の備忘録。(あくまで個人の感想です)

『クリミナル・マインド』個人的各エピソードの覚え書き

※ネタバレあり。

気に入ったかどうか、いい弱り描写があるか等。

 

 

 

 

 

 

【S3】

S3-2『BAUの危機』
ストーリーはまあまあ。
実質ギデオン最後の登場。
ストラウスがめちゃくちゃ腹立つ。
ストラウスにエロいこといっちゃった。
ホッチの家庭も危機。
ガルシアとホッチの遣り取りがよい。

「ありがとう」

あらすじ:女性が次々といなくなり遺体で発見される。

犯人は息子を使って女性を誘い、女性を母親代わりにさせた後殺す。

最後はプレンティスが家に入り込んで解決。

ストラウスが初めて現場に同行するが地元警察に会ってすぐ喧嘩を売るわJJに指図するなというわこれは認められないというわ最悪。

 

S3-3『おびえて眠れ』

 

S3-4『暗闇の子供たち

ストーリーはまあまあいい。

子どもにやさしいモーガンと銃に気付くリードがよい。

一家が皆殺しに。
両親は惨殺、両親が殺されるところを娯楽のように見せられた後子どもは鎮静剤(ペントバルビタール)を注射して安楽死
猫の死骸を使って袋がないか訪問し、携帯電話は妨害器を使ってかけられないようにする。
犯人は二人(ゲーリーとアーヴィン)。酷い里親家庭で育ったために、虐げられてそうな子どもがいる家庭を選んで殺害。
運よく(?)生き残った娘・キャリーが。
アーヴィンはキャリーに自分の妹を重ねている。
キャリーの頑張りでアーヴィンが話す。
その後、ドーナツ屋でゲーリーと施設の子(タイラー+女の子)を発見。
施設の子はすぐに対応できないとのことで、酷い里親に戻されることに。
心配するモーガン
ゲーリーが持っていた銃が回収されていないことに気付くリード。
リード→ホッチ→モーガンに電話をかけた頃には銃声。
タイラーはゲーリーに渡された銃で里親……ではなく写真を『全部嘘』といって撃つ。
モーガンがタイラーを慰める。

プレンティスはキャリーを引き取ろうとしていたが、遠い親類と連絡が取れてなしに。
地味にドーナツ屋の店主がドーナツ屋の店主といい感じでよい。

 

S3-8『悪魔のささやき』

ストーリーがいい。

犯人最悪でよい。

後ガルシアとモーガンが喧嘩して、ガルシアが撃たれる。

 

S3-9『ペネロープ』

ストーリーがいい。

ガルシア&モーガン回。

ガルシアとモーガンの愛が見えてとてもよい。

ケヴィン・リンチ初登場。ガルシアといい仲に。

 

S3-10『ダークヒーロー』

ストーリーはそこそこいい。

犯人がかわいそう回。

なんだかんだ好きかもしれん。つらいけど。

最後の何度も携帯をかけるところとかね、いいよね。

 

 

S3-11『父の記憶』

ストーリー的には微妙。

あらすじ:娘が次々に拉致され、切断された遺体は必ず古戦場で発見。
二十七年前の事件と同一犯と思われる。
「ジュリーは家出したんだよ、ビビり過ぎ」といっていたモリ―が拉致され、監禁場所で再会。
ジュリーを「パーティーだ」といって踊らせる犯人。
そして再会してすぐに殺されるジュリー「私がされたこと絶対に親に話さないで。約束して」といった後殺される。

・唯一生き残った、同一犯に誘拐された&妊娠させられたカレン・フォーリー。
・カレンとロバートの子どもスティーヴン(いい子)。
・昔の事件の犯人ロバート・ウィルキンソン(死んでる)。
・ロバートの奥さんで実は止めるためにロバートを殺したメアリー・ウィルキンソン
・今回の事件の犯人でロバートとメアリーの子どもチャーリー・ウィルキンソン
ややこしい。
モリ―とその後拉致された子ははなんとか助かった。

チャーリーの奥さんがチャーリーを殺す。


S3-12『父の過去、娘の秘密』

ストーリー的には微妙。

リードが真っ先に駆け付けて説得するけど駄目だった。

あらすじ:娘二人が消え、一人は顔も手もぐちゃぐちゃな状態で発見。

犯人は知り合いかもしれない、となり、仲間割れしたらしい一人が遺体で発見。

知らない、といったが死んだ娘の父親は実は知っていて、もう一人の父親(元殺し屋)に娘の仇を討ってくれるようにいい、仲間のことを教える。

一人を殺し、最後の一人を殺しに行ったところをリードが止める。

説得するも、自分の怒りと娘の「殺して!」という声に犯人を撃ち殺す。

その後、二人は幸せに別の街で暮らしたとさ。

 

【S4】

 

S4-4『地獄の楽園』
ストーリーはまあまあ。
あらすじ:カップルが乗った車がトレーラーと衝突し死亡する事故が二件。
実はカップルは衝突前に死んでいた。
女性にはレイプと拷問の痕。
イアンとアビーの二人(コビー夫妻)は眠気の余りモーテルに一泊することにする。
イチャイチャと甘い夜を過ごし、帰ろうとするとアビーのショーツが無い。
椅子も固定されているし、朝に二人で会話したバナナパンケーキが何故か朝食に出てきて……。
閉じ込められるコビー夫妻。
BAUと警察は総出でモーテルを当たったが犯人らしきものは見つからない。
実はホッチが会っていたのだが……。

あんまり地獄の楽園感なかったな。楽園か???

コビー夫妻が仲良いだけにつらかった。そこまで重傷を負わない内に助かってよかったけども。
イアンとアビーの二人が仲良くて、特にイアンは焦りの余りキレたりしていたとはいえアビーのことを必死に守ろうとしていたし、遂には椅子の固定を破って犯人に突撃したのだからもうね、いいよね……。
アビー「ねえ、あたしのショーツがない。知らない?」
イアン「あたしが穿いてる♡」
とか面白くてね……助かってよかった……歯も抜けてないし……目もギリギリ潰されてないし……。
しっかしこの犯人は気持ち悪かったな。
女を憎みながら下着は盗むわ犯すわ、アビーに
「こんな男の何処がいいんだ!」
「知りたくないか? 本当の男がどういうものか」
っていったり、イアンに
「朝は弱いとは聞いてたけどそれにしてもあのつれない態度は一体なんだ?」
「なんで座って見てるだけなんだろうなコイツは!(いやお前が拘束してるからやろ)」
といったりするから気持ち悪いし、子どもの嫌がらせみたいに覗きながらこっそりショーツ置いたり窓から脅かしたりとなんなんやコイツ感もある(ドアスコープからナイフはマジでやめてやれよ……)。腹立つ。
アビーのこと自分の女と思っているというか誰かに重ねている節あるよね。
女を憎悪しているのに性欲はぶつけるって最悪……。

ホッチが合ってるのに見抜けなくて落ち込んでた。

まあ確かに人数多いとはいえ、ロッシは一人にちゃんと訊いていたからホッチもそのくらいしていたら気付けたかもな……。

犯人がおふくろと一緒にやってる、って嘘吐いたのはなんなんだろ?

まさか女が憎いってプロファイルされてると知らんだろうし……。

 

S4-6『幼児誘拐』
ストーリーは
悪夢を見るリードが最高。
モーガンと一緒だよ!

あらすじ:

 

S4-7『悪夢の結末』
ストーリーは
リードが不安定だゾ!
お父さんはかわいそうだった気がするが。
モーガンとロッシやさしいね~。

あらすじ:

 

S4-8『死の数列』
ストーリーは
茶風林さんが吹き替えやってるのは憶えてる。
リード活躍回と思いきやどちらかといえばロッシ回だった気がする。

あらすじ:

 

S4-11『ありふれた狂気』
ストーリーがお気に入り。

あらすじ:


S4-13『逃亡家族』
ストーリーは胸糞過ぎて観たくない。

あらすじ:


S4-22『闇夜に浮かぶ観覧車』
ストーリーが好き。
切ない。

あらすじ:


S4-24『バイオテロリストを追え』

ストーリーは

リード活躍回。
リードがげほげほするので最高。

あらすじ:

 

 

【S5】

 

S5-12『人形の館』
ストーリーは
リードの説得がやさしくてよかった回。

あらすじ:

 

S5-17『寂しい王様』
ストーリーがお気に入り。

あらすじ:

 

S5-22『インターネットは永遠に』
ストーリーはそこそこいい。
あらすじ:ひとり暮らしの独身女性が二ヶ月ごとに行方不明になるのが三件。
実はインターネットに絞殺する時の映像が流れていて……。

インターネットだけあってガルシア活躍回。リードも地味にすごいが。

そして マ ス コ ミ は ク ソ 。
マジでこの記者(とリークした人間)共犯と同じだからね。殺人幇助も同じだろ。

これですぐに死ななかった筈の人が死んだ。こんなん晒して差し上げろ。

モーガン「だからチャットルームで見物してる変態どもを捕まえて、犯人の名前を吐かそうってんじゃねえか」
ガルシア「ううんそれじゃ甘い! 犯人を苦しめたい! 血を流させたい! ……あたし怖いこといった」
「いいぞ、それでいいんだよ。だっておれの経験上、世界で一番怒らせちゃいけない相手はお前だからさ」
「そんなぁ……(落ち込み)。
今の褒め言葉?(真顔)」
「ああそうだよ」
「そんなぁ……(恍惚)」
「絶対捕まえるから、任せろ。じゃあまた連絡くれ」

の遣り取りがいいなと思った。

冷凍庫ぐるりと見せる時のカメラ回しがよかったな。

 

【S6】


S6-5『安全地帯』
ストーリーがお気に入り。
でもかなしいので余り観たくない。

あらすじ:

 

S6-6『デビルズ・ナイト』

ストーリーは個人的になんだかなーで面白くない。

あらすじ:ハロウィーン前の三日間で放火殺人が起きる。
犯人は過去に大火傷を負っていて顔半分が大変なことに。
まあ本当に大変だとは思うんだが、犯行理由が仕事をくれないからとか彼女と引き離したからとかでしょーもない感じであんまり好きじゃないね。

 

S6-8『銀幕の女王』
ストーリーがお気に入り。
うわぁ……。

あらすじ:

 

S6-16『哀しきメロディー』
ストーリー
サミーにやさしいリードとサミーのピアノが好き。

あらすじ:

 

【S7】

S7-8『ホープ

ストーリーは割といい。

ガルシアメイン回。

あらすじ:七年前少女のホープが誘拐された日、ガルシアの被害者支援会に出ていたホープの母・モニカが消える。ガルシア達が捜す。

実はホープは犯人の子どもを妊娠させられ自殺していた。

犯人のビルはモニカと第二のホープを作り、モニカがホープとできなかったことを一緒に取り戻そうといって……。

名前が〝希望〟なのがね、最悪だよね……。

この犯人マジでキモ過ぎる。

 

 

S7-11『天才vs.天才』
ストーリー
リード活躍回。

あらすじ:

 

【S8】


S8-10『人形遣い
ストーリーがお気に入り。

うわぁ……ってなった。

リードの閃きシーンあり。

あらすじ:

 

 

S8-11『転生』
ストーリーがいい。
これ犯人最悪だった気がするな。
発想は好きだけど。

あらすじ:何故か遺体には発見後すぐには有り得ないくらいに成長している大量の蛆虫がいて……。

 

【S9】

 

S9-5『66号線』
ストーリーはそこそこいい。
ホッチがリーパーから受けた古い傷口が開いて倒れる。
ホッチとガルシアの遣り取りがいいぞ!
また「ありがとう」っていわれてる……。

あらすじ:娘がパパと家出。でもパパはやべーヤツで、けど娘のことを愛してはいて……かつて父親と行った美しい海を目指して車で移動する。

並行して、リーパーにやられた傷で生死の境を彷徨うホッチの走馬灯(?)も。

 

S9-8『少年兵士』

ストーリーは割といい。

ロッシの吹き替え声優が変わる。
声はちょっと似てるけどやっぱり違うなー。
なんというか、やわらかさとか親しみやすさが薄くなった気がする。
後任の方は硬くてちょっと冷たくてもう少し低い感じ。
元の方が好き。

あらすじ:少年がダイナーで発砲し三人殺した後、その場に居合わせた警官に射殺される。少年は失踪した筈の子どもで、洗脳されて少年兵士にされていたのだった。

続けて二人目の少年による自爆テロも行われる。

捜査によりダニエルという少年も仲間にされているのではないかとわかり、母親が説得を試みる。

最初のガルシアとモーガンの遣り取りがいい。

モーガンの彼女いい女だなーってラスト思えるからいい。あら^~。

それにしてもモーガンはえっちだね。いやニ十分でそんな……足りるんですか……?

 

 

S9-12『ブラック・クイーン』
ストーリー
ガルシア活躍回だったのは憶えている。

あらすじ:

 

S9-16『天使の失踪』

ストーリーは:そこそこいい。

あらすじ:少女・ギャビーがおば・スーが目を離した四分以下で失踪。

母親のケイトは恋人と一週間のクルーズ旅行中だった。

有力容疑者に上がったのは元夫のダグとダグに麻薬を売っておりケイトとも知り合いのリトル。

一番スーが伝えたかったのは義父からの性的虐待なんだろうけど、結局そこは伝わらなかった感……やったことは悪いことだけどちとお気の毒。

ホッチがスーから一発喰らってるのがちょっと面白い。っょぃ。

しかし最後の家族、あんなんいたら怖過ぎるわ……でもいるんだろうな…………。

最後モーガンがガルシアにお裾分けしてるのがよかったね。

 

S9-17『トンネルの魔術師』
ストーリーはまあまあ。
あらすじ:砂漠で溺死した遺体が発見。
消えた妹を探している無職の青年・フィンは小さな食堂に三回も雇って欲しいと頼んでくる。ついでにスリも働こうとする。
見かねた老人・マーヴィンがスリの裏世界――トンネルに誘う。
トンネルの中には独自のルールがあり、納税しないものや抜け出そうとしたものは殺され……。
リードの技術(神経言語プログラミング)がすごい。

 

 

S9-23『天使と悪魔-前編-』
ストーリーは胸糞。

あらすじ:

 

S9-24『天使と悪魔-後編-』
ストーリーは胸糞気味。
リードが重傷、ガルシアがいい。
むちゃくちゃ怖かった回。

あらすじ:

 

【S10】

 

S10-3『千の太陽』

ストーリーは微妙。
あらすじ:乗客乗員152名を乗せた旅客機が墜落。
生き残ったのは副操縦士のみ。
動機がしょーもない感じでなんだかなあ。
女にフラれたのが全てじゃないけどそれから酷くなって彼女が乗っていた飛行機を墜落って。しょーもない。
犯人はオッペンハイマー大好きで旅客機を原爆に見立ててことを起こそうとしている。
吹き替えだといわないけど字幕だとロッシが
「ここが実験場なら〝ヒロシマ〟はどこだ?」
といっていたりする。
吹き替えだと
「もしあれが実験なら、本番は何処だ?」
になっているのだが、なんらかの配慮だろうか。
リードの長台詞はある。

 

S10-5『箱の中のハロウィーン
ストーリーは微妙。

あらすじ:ハロウィンで賑やかな場所で衰弱した子どもが発見される。

暗い所に閉じ込められていたらしく錯乱している。

毎年ハロウィンの日に子どもが一人誘拐されている。

犯人はかつて自分が父親にされたトランクケースに閉じ込められ『来年のハロウィンまでそこで反省していろ!』を他の子どもにしており……。

 

S10-6『ガラスの靴』
ストーリーは
リードが王子様ムーヴしていたのは憶えている。

 

 

【S11】

S11-18『美しき惨事』
ストーリーは
モーガンが辞める回。

あらすじ:

 

【S12】

S12-13『スペンサー』
もうこっからシーズン12はずーーーーーーっとリードがいじめられるばかりなので観ていられません。
ホッチもモーガンもいなくなってリードも理不尽なまでに酷い目に遭って俺の『クリミナル・マインド』はS12-12で終わりだ…………。
せめて二話くらいなら我慢できたけどS12-22までかわいそうなのがずっとよ…………。

 

S12-21『グリーンライト』
リードがやっと刑務所から出られる。
けど未だ解決してない。
他人を嵌めて自傷するリードもちょっとさあ……見てられない…………。

 

S12-22『レッドライト』
モーガン再登場回。
キャットとのゲーム。胸糞女。

 

【S13】

S13-1『出発』
やっとリード逮捕から諸々解決した。

 

S13-2『黄色いスーツケース』
マット・シモンズが新メンバーで始まる。

 

映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想

評価:20/100

 

 

 

映画館で観ました。

※先ず、自分はガンダムSEEDは一ヶ月程度前に公式Youtubeの総集編をSEEDとDESTINY両方観た程度です。

がっつり本編は観ていません。他のガンダムも観たことありません。

主に組織や所属の知識がぐっちゃぐちゃです。

まあガンダム七割初見くらいの人間の感想だと思ってください。

 

雑にまとめれば

・新キャラのハイラインとコノエが魅力的。

・恋愛色強過ぎる、愛が薄っぺらい。

・基本キャラに魅力が無い(一部を除く)。

・終盤の戦闘ギャグが過ぎる。

辺りが特に印象に残った。

 

ハイライン、コノエといった新キャラはとても魅力的だった。

一発で好きになった。

でもFREEDOMでしか観られないのね…………。

このキャラ達を生み出してくれたことが一番の功績かもしれない。

 

・MSの戦闘は3D感そんなになかったし作画も綺麗だったと思う。

ただ総集編を観ただけの身だと組織、所属、MSが多過ぎてよくわからんことになる。

誰がどのMSに乗ってるんだかわからん。バトルもあっちゃこっちゃなので。

 

・しかし終盤のバトルをギャグにし過ぎ。

まともな戦闘しているのキラだけでは???

メインのキラ、アスラン、シン、の三人の中で二人ギャグなんですけど。

ルナマリアの戦闘もあれだし……。

 

・総集編を観ただけの身だと組織、所属、MSが多過ぎてよくわからんことになる。

プラントってなんだっけ……?

 

ファウンデーション側みんな小物臭が過ぎる。

キャラデザもアウラ、オルフェ、シュラ、イングリット以外が悪者顔過ぎるしやってることがモブ過ぎる。

やっていることはDESTINYで倒したデュランダル議長の焼き増し(デュランダル議長はレイクエムで脅したりラクスを洗脳したりはしなかったと思うがうろ憶え。行動そのものではなくディスティニープランを支持している、という意味で)なわけだし。

DESTINYと同じことやってるだけでは……?

敵に魅力が欲しい。ただの小物。

 

・ディスティニープランを否定して、それでよかったのかってキラが葛藤する。

…だけどやってることって

ディスティニープランを掲げるデュランダル議長を否定して倒しました、

ディスティニープランを掲げるファウンデーションを否定して倒しました、

でほぼ終わりじゃない……?

二人ともにこの後どうすんねんって問われているのに。

物語的にはそれなりに答えを出すところじゃないだろうか。

なんか「私達は愛する者以外に運命を決めさせない!」だけで終わったような気が。

うろ憶えなので自信ないですが、あんまり響かなかったな……。

 

・女性の唇が気になる。主張し過ぎ。

 

ラクスのパイロットスーツと胸揺れと尻に違和感。

エロ要素はルナマリアの太腿くらいの自然なものがいいと思うんですが。

 

・ステラの扱いあれでいいのか。

 

・声優さんの演技はとてもいい。二十年も経つのに衰えていない気がする。

 

・曲はいいね。曲は。

西川兄貴とSee-Sawの新曲を生み出したというだけでこの映画には価値があったのかもしれない。

 

・アグネスが酷過ぎる。ゆるすな。

 

・国一つ亡ぶかどうか、キラ達が死ぬかどうかの戦いで展開される高校生女子みたいな小競り合い。緊張感無くなる。後でやれ。

 

恋愛色が強過ぎる。

なんだよこの三、四角関係は。

SEEDってこんな話なの? こんなに恋愛色強いの?

戦闘とか遺伝子とかそういう話なんじゃないの?

総集編しか観てないからわからないけど(ヒロインは確かに多かったけどもさ)。

 

・キラとラクスってそんなにお互いに信用無いの……?

「彼女(ラクス)が裏切った」だのなんだの……その割に後半いきなり愛してるでゴリ押ししてくる。

さっきまで落ち込んでいたのに急に立ち直るラクス。急に毅然とするな。

オルフェ達含め作中で語られる愛も全体的に実感が無いというか、薄っぺらい。

一番愛を感じたのムウとマリューさんだよ。

とにかく愛でなにもかもゴリ押しし過ぎ。

 

・なんで全裸やねん。

 

 

 

 

 

以下、ネタバレ感想。

 

 

 

 

 

 

・作画は綺麗だと思う。
「凄い!!」と圧倒まではされなかったが。
MSバトルに関しては誰がどれだあばば……ってなってたしロボットの戦闘の良し悪しは自分にはよくわからないけど3Dでもっさりーとか浮いてるってのはなかったな。

そこはよかった。
数が多過ぎるのと画面あれこれ切り替わるというかカメラ動くというか、そういうのもあって誰がどれやらわからんかったけど……ファンの方はMS見ただけでわかるのでしょう。


・なんかやたら唇に色気があって唇がめちゃくちゃ動く気がする。
唇フェチがいるのか?
女性陣の唇がぷるんぷるん過ぎてちょっと気になる。

幼女戦記でもここまで主張してないぞ。


・SEEDをちゃんと観たわけじゃないけど、二十年経っても声優さんに衰えを感じない。よかった。

 

・オルフェとラクスのあの心の声で会話してるみたいなヤツってアコードはそういうことできるから、でいいんですかね……でもなんであんな目が死ぬの?
種割る? 時みたいになんか覚醒している状態なんだろうか。
オルフェがラクスを洗脳しているわけではないのよね……???

いや洗脳してるのか? そこがよくわからなかった。

 

ガンダムSEEDってこんな恋愛色強い話なの……?
確かにカップル三つ四つ乱立しているけど、ここまで恋愛恋愛恋愛しているのか……?
それともFREEDOMだけ特別なんですか?
ここまで恋愛要素強いとは思わなくてちょっと嫌になったな……。
もっとシリアスなストーリーというか、戦争と平和に重きを置いているのかと……。

誤解も含めれば

「イングリット→オルフェ→←ラクス←キラ」

「イングリット→オルフェ→ラクス→←キラ」

「アグネス→キラ→←ラクス」

「アグネス→シュラ」

アスラン→←カガリ

「シン→←ルナマリア

「ムウ→←マリュー

どんだけカップル成立しとんねん。

いやそりゃシンとかはDESTINYの主人公だからしょうがないけども。

イングリットとオルフェとラクスとキラはどうしようもないよ。

やたらとドロドロしてた。昼ドラかよ。

愛の物語、って宣伝されてたらしいけどガンダムにそんな恋愛脳みたいなのは求めtないっていうか…………SEEDってナチュラルとコーディネイターの戦争が遺伝子がって話じゃなかったっけ……?

そりゃまあ、カガリやらフレイやらステラやらラクスやらヒロインがいたわけですけども……う、うーん。それにしても恋愛色が強い。

 

ラクス、「キラはこの世にいない」っていわれた時めちゃくちゃショックを受けて揺れてる感じだったけど、その後貴賓室でオルフェに迫られた時急にメンタル強くなってたのはなんなん……?

せめて立ち直った理由が欲しかった。

貴賓室に戻った後キラから貰ったなにかを見て思い出してキラを信じようって決意するとかそういう……。


・キラ、お前はお前で「彼女(ラクス)は僕らを裏切ったんだ……」ってもうちょっと信じてやれよ感。
いくらオルフェとイチャコラしてたっぽく見えても「ラクスがそんなことする筈ない!」っていって欲しかった気持ちある。
だって結構付き合い長いでしょ……?


・愛が愛が、っていうけどキラもラクスもそこまでお互いを信じまくってて揺るぎない愛です、って感じではないのでラクス奪還と最後のバトルのくだりで愛が愛がっていわれてもあんま説得力ないというか……。
いや葛藤はあってもいいんだけどさ、お互いすれ違いまくってるし、で、仲直りする時もなんか急にって感じで……うーん。

 

・オルフェの愛もよくわからん。
なんかアコードはラクスはお姫さまになるんだよ、と教育されていたとか聞いたので刷り込みだったのかもしれないが、オルフェのラクスへの愛って別に愛と思わんしなあ、でも終盤愛が愛がいっててなあ。誰にも愛されないとかいってるし。
いっそ使命だからで貫いた方がよかった気もする。

全体的に小物なのよオルフェ。


・総集編を一度観た程度でアレなのだが、デュランダル議長提唱のディスティニープランの焼き増しというか……。
ファウンデーションはディスティニープランをもう一度、今度こそ成功させようとしてるわけでしょ?
でも一回ディスティニープランを掲げた敵・デュランダル議長を倒しているわけだし、前回の敵と変わり映えしない気がする。
デュランダル議長のことはよくわからんけど、向こうはそれなりにボスやってそうだけどファウンデーションは小物臭がすごいんだよな……敵に魅力がない。

 

・かといってメインキャラに魅力があるかというとあんまり……。
キラはかわいそうだと思うが……。
キラ&ラクス達のような恋愛恋愛なカップルよりもムウやコノエやハイラインの方が魅力的に映ったな……。


アウラがロリになってるのなんだったの?

(舞台挨拶で理由はこれから考えるといっていたらしい。いやなんでや)


アスランとシンはともかく、最終バトルでキラのことは操れなかったのか?
なんか対策してた?


核兵器ばんばか使い過ぎだろ!!
普通にモブ死ぬ描写えぐかったんですけど……流石核を落とされた国……とか思ってしまった……描写がこう、はだしのゲンとか小林よしのりの原爆回を思い出した。

 

・シンの分身なんだったんだあれ。
どうやってんだよ。流石にチート過ぎて意味わからん。


・止めようとしたのにキラ? に殴られるシンかわいそう。

 

・俺の知らん人がいる……アグネス、コノエ、ハイライン、ハーケンのことですが……こんな人いたっけ?

(ハーケン以外は初出)


・アグネスおめーなんなんだよ。
組織のトップであるラクスと付き合ってるって知ってるのにそのキラを誘惑するってどういうことや。
トラブルの元過ぎるだろ。
しかも何故ファウンデーションのシュラに泣きつく?????????
そりゃ褒めてくれたのはわかるけどだからってお前。


・ほんでコンパスを裏切ってキラとルナマリアを殺しかけたのに普通に戻るんですか!?!??!???
ルナマリアとはまだ小競り合いっていえるかもしれないけど、キラの場合アスランが助けにこなかったら普通に死んでなかったです?
死罪じゃない? こんなん。
またやらかしますよコイツ。

 

マリューはしっかり指揮してて頼もしい。

 

・ムウカッコ良いぞ! 流石不可能を可能にする男!
あそこめちゃくちゃ危険だったと思うんですが……。

 

・さり気なくイケメンだなと思ったらアーノルド・ノイマンというらしい。CVアルベルと同じ千葉一伸さんじゃねーか!!
お前か!!
しかも本作でも操舵技術が凄かったらしい。ノイマンよく知らなかったのでわからなかったが。ピクシブ百科見たら面白かった。凄いんだなノイマン……。
そこの描写はありがとう。


・なんか顔に似合わずすんごいイケボ(大塚芳忠)だなと思った人、アレクセイ・コノエ。
カッコ良いぞ。


アーサー・トラインって大分コメディチックなキャラだなと思ったらCV高橋広樹。城之内クン。

 

・ハーケン……この人いたっけ……?
今まで……。

 

・なんかやたら有能でやけに早口なアルバートハインラインCV福山潤。好きだぞコイツ……!


イザークが説得してた自軍らしきモブとかなんだったっけ……ってなってしまった。

 

・相変わらず私服がトゲトゲというかベルトが多いキラさん。

 

ファウンデーション勢がアウラ、オルフェ、イングリット以外めちゃくちゃ悪役噛ませ感あるキャラデザ。シュラは中間くらいだが。

 

・グリフィンはめちゃくちゃムカついたのでもっと苦しんでから死んで欲しかった。

 

・なんでオーブの国が滅びるかって時にコイツら(アグネスとルナマリア)は教室で女子が繰り広げる喧嘩みたいなことをしているんdねすか???????
シリアスじゃなくなるだろ!!

全然緊張感無いわ!!
後でやれ!!

 

アスランはそんなに好きではないのでキラが殴られてあれこれいわれてるところがちょっと……ってなったな。
でもみんな絶賛しているから俺だけかもしれん。
あれも励ましではあるんだけど言葉が強過ぎる拳も強過ぎる。

 

・キラも「みんなが弱いから!」って、そんなこという心算なかったんだろうけどそれ大分溝作らんか?
大丈夫なの?


・シン、なにも考えてないってそんなんあり?
めちゃくちゃ馬鹿キャラならありだが……どうなんだろ。
それまで読み取られてたっけ?


・シン、あんまいいとこなかったな……でもヤマト隊長~~~ってなんか元気だったのはよかったです。

 

・シュラがあそこで行動したのって独断? っぽいから普通にオルフェに怒られて欲しかったな。
まあオルフェもやむなしとしたかもしれんけど。

 

・プラントとか組織がよくわからん。
ザフト、地球、コーディネーター、ナチュラル、コンパスくらいはわかったけど……。
オーブとプラントどっちが中立国だっけとかなってた。

 

・「闇に堕ちろ、キラ・ヤマト!」ってオルフェじゃなくてモブみてーなブラックナイツの台詞だったのか……。


ラクスのパイロットスーツどないなっとんねん。
この人だけ露出おかしくないか?
胸揺れるわ尻がすごいわ。
一応お偉いさんなのにいいのか。
他の女性パイロットのスーツは尻はともかく胸はそんなどうともならんのに……。

 

・でもルナマリアの太腿がえっちなのはいいなと思いました。そこまで不自然なエロじゃないからね。

 

・とはいえシンがハーケンの胸うっかり触ってる描写とかは別に要らないな……。
ハーケンがルナマリアに抱き着いているくらいはいいけど。

 

・エロでいえば終盤のバトル。
うーん、まあエロい妄想で乗り切るのはありなんだろうけど……。
ONE PIECEでいえばウソップみたいなキャラ一人だけやるならいいけどアスランカガリのエロ妄想とシンの裸ステラ→お化け妄想(ステラが助けてくれた?)が……。
ルナマリアとアグネスはさておき、キラ、アスラン、シン、とメインキャラのラストバトルで二人ものバトルがギャグになっているのはいいんでしょうか……。
しかもステラ(カガリと見分けがつかないので最初カガリかと思ったが……)が裸→ホラーな見た目になる、がなんか……ファン的にはいいのかそれ……?
ステラって結構かなしい最期を遂げましたよね……?
綺麗な思い出にさせてあげてぇ……?
「コイツの闇は深過ぎる……!」は正直ちょっと面白かったけどさ。それでいいのか?
シュラがカガリのエロ妄想見ちゃって顔赤くしてるところは意外と初心で面白くはあったけども。
あれでやられるシュラかわいそうだな……。

 

・これは本作だけじゃないんだけど、種割れるとハイライト消えるの怖いな……一応終盤感動の愛のシーンっぽいけどハイライト無いからイカレ野郎みたいで普通に怖い。

設定的に若干失敗な気も……せめて幼女戦記みたいに目の色変わるとか。

 

・ディスティニープランは否定する、のは俺も正しいとは思うんだけど、じゃあどうするか、というか、目指す世界のためにどうするか、ってのがないよね……。
そこ反論して欲しかったというか。
いや「他人に強制されるのではなく自分で選ぶべきです!」みたいなことはいってたんですけど、うーん……。
具体的にどういう世界を目指していて、そのためにはなにをどうするから、って敵に反論して欲しかったかなー?
じゃないとディスティニープランのが正しいってならん?
愛でゴリ押しにされて誤魔化された感。


・イングリット、オルフェのこと好きだけど結局なにも変わらなかったのであんまり意味のない設定だった気もする。
というかイグリットの「はっ!」っていう演出が多い。
何回感動すんねん。さっきも同じこと聴いてたやんけ。

 

・イングリットがオルフェ好きな理由も掘り下げてくれればなぁ、と思ったら遺伝子的に顔がバチクソ好みってだけらしく(舞台挨拶より)。

なんなんだよ……!!

それはそれでもっとこう、いっそ狂気染みた感じでもよかった気が。

いやオルフェがそれといえばそれなんですが。

説得力があんまり……。

 

・なんか……シン(ジャスティス→デスティニー)はともかく、キラ、終盤の戦闘で急に強くなってなかった……?(すげえうろ憶え)


ラクス万が一死んだらヤバくないか。出てよかったのか?
しかも普通に宇宙空間に身一つで立ってて普通に危ない。演出上しょうがないんだろうけど。

 

・しかもラクスとキラ、戦闘中なのにゆったり会話してるからな(「なんで君がここに」のくだり)。


・ 何 故 全 裸 。
全裸で浜辺でキスするってヤバいよ。なんなんだよお前ら。パイロットスーツ着たままでもよかったやろ。
しかも実家の近くらしい。いや見られるて。


・歌はいい。歌はいいだけに映画の微妙さが……。
西川兄貴のSEED曲と、なによりSee-Sawの新曲が聴けたのはいいんだけどね…………。

 

・延期延期で十八年? かけて作った作品がこれかと思うと…………。
内容が薄っぺらいのよね……キャラも魅力的じゃないし…………。

 

・ただ二時間六分退屈はしなかったかな。
えーとはなったけど……途中で早く帰りたいとかは思わなかったので一定の面白さはある。

 

 

入間人間『たったひとつの、ねがい。』感想

評価:17/100

 

作者:入間人間

 

 

感想もっと書きたかったんですが力尽きたので中途半端。

 

元々同作者の『嘘吐きみーくんと壊れたまーちゃん』が好きで(と、いっても原作とコミカライズの一巻までしか読んでいないが)、レビューを見たところ気になったのでこちらも読んでみました。

で、ネタバレになるから余り詳しくいえないが、求めているのと違った。

「そういうんじゃねぇんだよなあ……」ってなった。

自分は一回読んでエンドロールで「??????」となってしまったので余り騙された感はなくて……うーん、正当な評価ができないですね。

復讐についてはなんだかんだ考えられていたのでそこは参考になったかな。

後一部都合が良過ぎる展開があります。

グロいの苦手な人は読まない方がいいですね。序盤からグロいですし。

断章のグリム』読める人なら大丈夫だと思います。

ボリュームはそこまでないので三時間とかで読めるんじゃないでしょうか。

入間人間先生の最初の作品として読むとちょっとアレかもしれません。

自分には刺さらなかったので……。

みーまー先に読んだ方がいいかも。

みーまーの一巻はとてもびっくりさせられました。

 

 

 

以下、ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【登場人物】

【プロローグ】

・風間拓也(プロローグの主人公)

・東雲陽子(風間拓也の彼女)

・大柄な男(食人癖)

・老いた男(食人癖。車椅子に乗っている。ダンタクヤ

・偉丈夫(食人癖)

・醜悪な容姿(食人癖)

 

【一~五章】

・水川(ダンタクヤの復讐相手①。幸せ家族。妊婦の娘がいる)

・土方(ダンタクヤの復讐相手②。息子がいる。息子の妻は水川の娘)

・風間(ダンタクヤの復讐相手③。車椅子の老人。ダンタクヤの彼女の祖父。火口の娘を合意の上で妊娠させた)

・火口(ダンタクヤの復讐相手④。金持ち。娘がいて娘は風間が好き)

・赤佐クリスティ(多分クリスティは偽名。車椅子の技師。羽澄の祖母)

・放火魔(女性。建物が燃えるのが好き。ちょっとは罪悪感あるけどついでに人が燃えてもやり続ける。ダンタクヤを燃やした罪悪感から火口を殺すダンタクヤを手伝う)

 

・ダンタクヤ(一章~エンドロールの主人公。食人癖があり、彼女を食べたかったのに水川達に邪魔されて食べられなかったという理由で水川達に復讐を決意する)

・ダンタクヤの彼女(風間の孫娘。名前は不明)

・ダンタクヤの祖父(故人。食人癖。羽澄の足を食べた。ダンタクヤと羽澄の祖父で赤佐クリスティの旦那)

・羽澄(車椅子の女の子。無口。右足を食べられた恨みを持つ)

 

時系列は一章~五章→プロローグ→エンドロール。

 

ダンタクヤは食人癖のある祖父(羽澄の足を食べた)の孫。

プロローグの主人公・風間拓也は

水川(一人目の犠牲者。幸せ家族)の娘×土方(二人目の犠牲者)の息子の子ども①

火口(四人目の犠牲者。金持ち)の娘と風間(三人目の犠牲者)の子ども②

の①と②を両親に持っていた。

ダンタクヤあしながおじさんとして風間拓也を支援していた。

ややこしい。

 

 

いわれてみれば

・肉が食べたい

・「好きなものは最初に食べる派(プロローグ)」→以降「好きなものは最後に食べる派」になっていた。

とはいっていたなあ……。

治るためには肉を食わねば、とか、彼女を重んじて(?)最後に食べるようになったのかと思っていたけども。

性格変わってるのはちょっと狂ったから、で。

確かに四人の老人(車椅子を含む)、俺だけ生き残った、とか振り返ると騙されるね。

ダンタクヤも怪しいババアには本名なぞ名乗らんぞ、という意味でダンタクヤで通しているのかと……。

元ネタわからなかったんだけどこの方のブログ

xxusodakedo.blog83.fc2.com

によると手塚治虫の『鉄の旋律』らしいですね。うーん、それは知らない。

小説内だと古い世代じゃないと知らないだろ、みたいな扱いだったけど、そんなに有名なのかな……?

手塚治虫作品はいくつか読んでいるけど俺は聞いたことなかったや……。

自分は一周目でエンドロールを理解できなかったので騙された感がなかったから叙述トリックに関しては正当な評価ができない……ここが一番大事なんだけどねぇ……。

『本当に飢えていたのでこの際、ババアでも食ってやろうかと思いかけた』はマジでそのままの意味だったんかい。あそこ笑ったんだけど。

 

・プロローグ、展開がいきなり過ぎるだろ!(それは別にいい)

 

・いやそのまま食うのは無理じゃない!?

普通に指齧ってるけど。

というか生きたまま食う必要性を感じられない。しかも生。

皮膚とか結構硬い気がするんだが。爪とか骨とか毛とかもさ……。

まあそれはフィクションだからしょうがないか。

残酷さを重視したんだろう。

 

・羽澄が結局よくわからなかったな。

一言も喋らないし。

まあいなくても成立したかもしれない。

そこまで魅力のないキャラだと思った。

ヒロイン要素が欲しかったのか。

 

・赤佐クリスティが羽澄と仲良くさせようとしたり人が殺されるのをわかっていながら協力したのもよくわからん。

 

・バアさんとの遣り取りは好きだったなー。

 

・ダンタクヤにとっては正当な理由だったんだろうけど、確かに殺されかけはしたけど、家族まで皆殺しってのはねぇ……ここまで恨むの狂気過ぎるだろ。

特に水川さん一家がかわいそうで仕方ない。なんの罪もない幼女を一思いどころかあんな苦しめてから殺す必要無かっただろ。

いやダンタクヤにとっては真っ当な復讐なんですけども。

うーん、理由がくだらなさ過ぎてちょっと、ねぇ……。

そりゃ食い物の恨みは怖ろしいけどもさ…………。

真実がわかるとあそこ胸糞過ぎるな……。

 

・四賞タイトルの『く歩』って意味わからんかったけどそういうことね。

逆立ちだからね。

 

・てっきり珈琲に毒を仕込ませるのかと思ったわ。

流石にジジ専で子どもまで作って……というのは都合良過ぎないか……?

という気はする。しかも火口の娘だから警戒もされないし。

 

・ご都合主義といえば放火魔見つけてるのもそうかもしれない。

自分はまあそこまで気にはならなかったけど。

 

・でも右手だけで逆立ちして階段を下りるとか足でナイフを投げるとか究極できないことはなさそうなでも意外な方法で達成したのはよかったです。

個人的にここはご都合主義にカウントしない。

 

・〝間違った〟復讐劇ではあるが、復讐についてはなかなか考えられている感じで参考になった。

 

・ダンタクヤって復讐の後どういう人生を歩んだの?

お金も余り稼げなさそうなのに偉そうな感じなんだけど。

ご隠居とかいわれてるし。謎。

 

・ダンタクヤの〝たったひとつの、ねがい〟はいまいちわからんなー。

いや早く楽にしてくれって感じなんだろうが。

永遠に苦痛の中で意識はあり続ける……みたいなのってそこまでメジャーな考えじゃない気がするのよね。

SCP-2718みたいなのはね。

折角のタイトル回収なのにいまいちピンとこなかった。

 

 

 

甲田学人『ほうかごがかり』2巻、感想

Amazonに投稿したのとほぼ同じ内容。

ブログ用に後で加筆したいです。

 

 

「人の心無いんか??????」
が読了後の感想です。

いや、甲田学人先生ですね…………。
一巻のレビューでは「ちょっと物足りないなー」なんて書きましたけども。
物足りた、エンジンあったまってきたなと思ったらあったまる通り越して焼かれました。
ストーリーのえげつなさも痛みと恐怖を覚えるような文章力も一巻よりアップ。
「これが甲田学人だ!」、という感じがしますね!!(ヤケクソ)

未だ二巻最初の方は「あー未だ救いがあるじゃーん。やさしいな~」ってなってたんですけど……それからはまあ、うん、納得といえば納得の流れで、それで、その後の新展開で、ずっと不穏な――平和すら悲劇の伏線にしか見えないので不穏じゃないこと無いんですが――感じはあって。

それで最後あれですよ。
いや。
どうして。
どうして…………どうして……?
もう本当に最後の方声出ました。余りにも余りで。深夜なのに。

これ三月は刊行しないんですか? 三巻は? 一巻→二巻で待たされるより二巻→三巻で待たされる方が五千倍つらいんですけども!?!????
これって出版社と先生は何巻想定なんでしょう。思ったより人が死ぬのが早い。
そりゃまあ七人しかいないし、毎度死ぬような目に遭わないと保たないわけですけども。
それにしても……それにしても…………。

あのカラーイラストの意味ってそうだったのか……うん…………。
なんか、毎度読んだ後にカラーイラストを見ると「うわっ……」ってさせられるのがね、凄いですねこれ。

三巻待たされるのつら過ぎます。はやく……はやくどうなったのかおしえて…………。
「うわぁああああっ!!」ってなりたい人は読むといいと思います。
 な か ま に な ろ う 。

因みに三時間程度で読み終わりました。

 

 

あのいじめっ子マジで死なねーかなーと思ったけどそこまでやれとはいってない。

いやあの、ね。

 

 

 

 

【ここからネタバレ感想】

 

 

 

 

いや最後!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ってなったんですけど、まあ最初から。

前巻で表紙の真絢ちゃんがさり気なくリストカットしてたり、で、死んじゃって……。

二巻の表紙が菊ちゃんだったから「次菊ちゃん死ぬの!?!??!?? 嫌なんだけど!?!??!??」って怯えてたら死ななかったですね。

わかり易いからしなかったのかな。後は毎巻キャラを殺すのは難しいとか。

まあ二巻も一人死にましたし(下手すると三人)、菊ちゃんは動画さえ作ったら後は死んでもいいし次の子に時限爆弾を押しつける気も無いので死ぬ心算だろうなって感じなんで結局遺影(未来の)ですけど……。

でも表紙の絵はあんまり絆創膏無いんだな。そこはあんま再現したくないか。無名不思議の所為だし。あくまでモデルだし。啓が配慮したのかも。

 

最初のカラーイラストはやけにリアルで、なんか画風が違いますね……!?

結構potgさんの絵ってデフォルメそこそこ強めでかわいい感じなんですが。

いやでも前巻の赤いマントの絵とかリアルだったりなぁ……なぁ…………。

で、これ誰やねんと思ったら胸糞いじめっ子の烈央だったのね……そしてこの後マイナスドライバーで…………。

この絵、最初は「よくホラー映画とかでありがちなヤツ~」とか思ってたけどもうね、読んだ後だと怖いね……。

そしてイルマちゃんの無限回廊。文章だけだと「ほーん……」ってなってたけどイラスト見たら「 嫌 過 ぎ る 」ってなりました。これはこわいよ…………。

というかこれを描かされるpotg先生…………。

次のイラストは平和だけど、この平和もいずれ潰されるんだろうなって気しかしないので、該当箇所はある意味虚無だったよ…………盛大なフラグにしか見えない…………。

 

本編。

そもそもムラサキカガミの時点で殺意が高過ぎる。

まあずっとじゃなくて今年と来年運が良ければ逃げ切れるとはいえ、こんなかかりになんかされたらニ十歳まで確実に憶えてるわなぁ……下手したら恐怖に耐え切れず発狂して自殺しそう…………。

 

五話。

オイ!!!!!!!!

人の心ないのか!!!!!!!!!!!!

八年後……八年後……真絢ちゃん…………(号泣)。

ほころびがあるとはいってたけど、さぁ…………。

本当に完全に無かったことになるわけではないから…………見上家ではないものとなっているけど、その着物会社でいることになってんのかなぁ……。

馬鹿にしたように笑っているのに涙が零れるっていうシチュエーション…………いや好きだけど……好きだけどさぁ…………。

なんだかんだ、お母さんは真絢ちゃんを愛していたんだなぁって……。

まあ最悪なお母さんだけど…………。

しかしなかったことになる場合ってどうなんかなぁ。

真絢ちゃんの部屋のものもごっそり消えるんだよね多分?

でもそれじゃおかしいって思うよな。

物置みたいに他のものが置いてある状態になるのかな……。

 

冒頭のイルマの箇所はノベコミで先読みしていたのであんま記憶ないな……。

心理描写ちゃんとしてるなぁ、わかるなぁ、ってなったくらい。

俺もイルマちゃんと似たようなものだと思う。高潔なヒーローにはなれない。

多分同じ立場に立たされてもモブみたいに怯えたり泣くことしかできない。

そんな自分に失望するのも、でもどうしようもないのもわかる。

かかりの仕事は確かに漫画みたいだよなぁ……漫画みたいにハッピーエンドには行かず死にますが。

 

惺が「なるほど、それだけなんだね?」といったのは「お前さぁ……」って思っちゃうけど、でもそれまでにもっと悲惨な例を見ているから大したことないなって思うよね……でもそれでイルマちゃんは軽視されていると思ったわけで。

惺は相談されなかった。

そして惺は後々イルマちゃんに対して怒るし、太郎さんとかもそう。

すれ違い…………。

イルマちゃんが全然仕事しなかったのが悪いといえば悪いんだけどね……。

真絢ちゃんの「面倒なこと」は頭がおかしくなったと思われる、とかかな~。

ところで赤いマントの中の真絢ちゃんってどうなってんのかな…………滅多刺しだけなのか、ぐちゃぐちゃになってるのか…………。

 

そして大人に話したシーン。

これは本当に「甲田学人先生!!!!!!!!!」ってなりましたね…………。

でも死ぬわけじゃなくて一瞬死ぬけど時間が巻き戻る、なので甲田学人先生にしては大分やさしいなと…………(『断章のグリム』のあのキャラの親とかヤバかったし…………)。

イルマちゃんからしたら絶望以外の何物でもないけど。

でもほんとに死ぬわけじゃなかったから思ったよりは怖くないなと思った。

 

ここで「いいよ」っていう啓普通じゃねえ~~~~~~~!!

お前おかしいよ!!

惺の気持ちを啓はちゃんとは知らないんだよな~~~お前~~~!!!!!!

啓は自分が死んだらお母さんが楽になれる、って思ってるからしょうがないけど……けどさあ……!!

最後に繋がるけど、啓の代わりはいないんだぞ!!

からしたら!!

『もちろんいいに決まっていた』もそうなんだけど、酷いよなあ。

ここで言い募る惺の台詞も正論だよな。

「死ぬのが怖いのは当たり前だよ」っていう啓。やっぱりおかしい。

イルマは年下だ、そういう弱い奴を守りたいんだろ、って啓はいってるけど、たかが一個下だろ!!

臆病さはまあそうなんだけどさぁ!!

小六が小五を守るために命を懸けるって、なんか……なんか…………。

 

この惺の一見穏やかな顔ででもその実作られている、というのも神狩屋さんみあっていいな。

しかしこの後のイルマを責めないでね、っていうのといい、惺も自分を律し過ぎているというか、よくいえるな……。

俺ならそんなできた接し方できない…………。

 

啓と菊のシーン。

もぉおおおおおお二人とも死の香りしかしねぇええええええ!!

やってることはちょっとイチャイチャ青春恋心みたいなのに生き残れる気がしねぇよ!!

この『狐の窓』をメインで覗いたのは啓だから菊ちゃんは大丈夫だった、のくだりもなぁ……後々菊ちゃん巻き込まれるフラグでしかない……死にそう…………(n回目)。

この二人、そうならざるを得ない事情があるとはいえ「次はわたしの番」とか「人のを引き受けても構わない」とかおかし過ぎる。

惺カワイソス……発狂しちゃうよ……内緒にするな。

 

ふぅうううんへぇええええええ青春してるじゃん啓と菊ちゃん……。

まあそこにぶっこまれるんですけどね!!

台無し!!!

この放送怖過ぎる。

 

大きな裁縫用のハサミ、って笑美さんみあるよな……特に掠りもしなかったけども。

 

ていうか今までも代行みたいなことはあったっぽいんだが、呼び出しされるもんなの?

担当+代行する人間じゃないと駄目なのか?

 

まさかこの髪の長いヤツがさぁ…………うん顔が無かったけどさぁ…………。

 

この『ダダダダダダッ!!』ってマジで怖かったんですけどまさかの惺で。

ありがとう……。カッコ良過ぎか?

スコップ見るとどうしてもくるみちゃんを思い出す。頼もしい。そして不穏。

 

枯れ尾花ってなに?

と思って検索したんですが。

『幽霊の正体見たり枯れ尾花』ね。

幽霊かと思ったらススキだった、怖くないものまで怖いものに見えたんじゃないか、ってことね。

冷静といえばそうだけど、さり気なく太郎さん酷いともいえる。

 

太郎さんの「ここから動けない」ってなんだろうなぁ。

ずーっと太郎さんの普段の生活が気になっているんですけども…………。

唯一のオアシス、というか安全地帯である『開かずの間』そのものが実は無名不思議の部屋だった、ってことはありそうだな…………。

太郎さんも記録しなきゃいけないし……記録してるもんね……?

じゃないと死にそうだし。

完全に害の無い無名不思議ではなさそうだしなあ……。

 

その立場になったら仕方無いけど、急いでくれってお願いするイルマちゃんは他のキャラが淡々としているが故にクズっぽく見えてしまうよなぁ……。

二日しか経ってないし。

それでも罵倒しないだけいいけど。

 

ムラサキカガミは死に方については決まっていないっぽいから余計怖いよね……いや死に方確定している赤いマントも最悪だけど。

忘れられるのはマジで最悪。『断章のグリム』の《名無し》ではやりましたが……。

 

イルマちゃん少女なのに気迫が凄い(挿絵が……)。

確かにねえ。気持ちはわかるなあ。写真は駄目だろうし……。

しかし重度のオタクって感じだなイルマちゃん……自分しかまあやの魅力を知らない……『そんな人間には、この役目は任せられない』ってのがもうね……。

でも真絢ちゃんは特別扱いされなくてもよかったと思うんだよ……寧ろアイドル視されなくて、アイドルらしくしなくてよかったのが真絢ちゃんにとっては楽だったんだから……。

まあイルマちゃんは『まあや』ちゃんしか見てないからね……ね…………。

完全に憧れの、自分を助けてくれるヒロインみたいに思っていたから……。

 

『どうやって? 絵だ。絵がいい』辺りの鬼気迫る心理描写、好き。

 

『人生も捨てていい』ってさあ…………。

 

鏡怖くなると本当に逃げ場が無いよね……。

廊下にある長い水道にもトイレにも洗面所にも風呂場にも必ず鏡はある。

アクリルで作られたものや窓や水鏡もそうだし、…………目にも映る…………。

 

ママ……ああそういやミシン使ってたっけ。

ママ…………。

それで喧嘩するのかわいそ過ぎでしょ…………。

というかかかりになって日常生活に影響してくるのが早過ぎるし露骨過ぎるんだよな。

イルマちゃんはそれこそ枯れ尾花かもしれないけど、真絢ちゃんの例からするとさ……。

 

学校と廊下の関係。確かにそうだわ。

そして前巻も思ったけど学校を血管とかに喩えるのやめませんか!?!???

廊下を合わせ鏡に喩えるのヤバ過ぎるだろこえーよ。

 

迎えにきてくれる惺が俺は好きだ…………。

 

留希も普通は責めてもおかしくないところをこれだからやさしい。

……理由は後述なんですけども。うん。

「ここまでする気持ちがわかんないんだ」は地味に酷いけどね。

実は全然羨ましくないよイルマちゃん!!

 

啓の絵を描いた後の反応がさぁ……。

 

太郎さんの「僕もさ、これでも~」の辺り好きなんだよな。

なんだかんだ頑張って調べてくれてた太郎さん……。

イルマちゃんがちゃんと報告していれば……でもこんな子どもに、いや子どもじゃなくてもそれは酷なんだよなぁ…………。

「キミさあ……」のとこのなんだかんだ助言するとこも好き。

 

甲田学人先生のラノベにありがちな(『断章のグリム』以外そこまで繰り返し読んでいないけども)考察が太郎さんの台詞でさらっとあって、好き。

紫って色んな意味があるんだなあ……そういうのもっとちょうだい。

 

啓に問われて、ここで答えられたら希望があった……いやないけど……でも死にたくないでいっぱいで…………。

 

見上さんに縋りついた途端絶望の坂に転げ落ちるのなんとかならんか??????

 

全部赤紫色は怖過ぎる。

 

イルマちゃんが走るところが緊迫感あるし万華鏡の喩えとか好き。

『それしかない望みに賭けて。その先に望みのないまま』は酷過ぎんか???????

好きです。

 

 

あのさぁあああああああああああ!!!!!!!!

思ってたよ!?

「あの後あれほったらかしなのかなーどうなってんのかなー残ってんのかなー」って。

最悪の答え合わせじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう無名じゃなくなったんだから消えろ!!!!!!!

 

『いる』が怖過ぎる。

ところでこれ腐ってるんですかね、中身。時間経過とかいう概念無いのかな?

まあそういう描写は無いから無さそうだな……。

 

一度も本人にはいえなかった……のをさあ!!

このタイミングでこの場所でいうのはさあ!!

ねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

最悪過ぎるんだよここの展開ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

この『長い黒髪~手足』でちょっと、スタイルいいし、長い黒髪だし、つまり……ってなって本当にそうだったんだもん!!!!!!!!!!!

そしてここにきて名前を呟くんだもん!!!!!!!!!!!!!

オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

後『あたかも~姿』のとこ好きです。

 

血が!!

ってなったんだけども。

 

紫色ってそういう紫色なの想定してなかったよ流石に…………。

 

まあね! 目に鏡要素は確かにあるかもね!!

最悪過ぎる。

 

いや普通気付かねーよ見えるからって目の中にいるなんて。

普通に幻覚だと思うだろ。

この啓の絵に対する考えもなあ……。

 

まるで死人のようやめて。

この『笑った』『花のように笑った』が美しくて好き。

やべーけども。

 

ここ惺が先に飛び出すのいいんだよなあ。

 

明かり消えるのこわい。

 

手を伸ばした惺がかわいそう。

 

真新しい……最悪なんだよなあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

惺自分を責めないで……。

 

イルマちゃん…………。

留希、えらいぞ。

 

惺が最後に見た光景さぁ…………。

イルマちゃんは、ある意味では幸せか……?

決してハッピーエンドじゃないけど、不幸中の幸い……?

 

この『将来の憧れ~』って解釈ね、最悪過ぎるね。

『二十歳までに忘れなきゃいけない~将来の夢そのもの』ってところがいまいちわからんのだけど……大人になったら将来の夢は忘れなきゃいけない、ってこと???

 

惺めっちゃ疲れてるじゃん。

全員で生き残ろうみたいなこといってるのにそんな暗いこと……。

こういう「大丈夫」「大丈夫じゃない」っていう遣り取り大好物ですありがとう。

 

影をこういう風に喩えるのほんとほんとほんと…………。

 

 

六話。

いやまあてるてる坊主は確かにそうだけど、不吉だと思う人間そういないって…………。

そんなのもほうかごには影響あるのか???

 

気を遣ってるっていうのかねそれは……。

そしてまあ、そうしない辺り惺も、ねえ。

ただ「あんまり」をつけている太郎さん、かわいい。

 

太郎さんなんだかんだちゃんと感情も情もあるの好きなんだよなあ……。

 

このテケテケの挿絵ビビりました。

「こわっ!!」って声出た。こわい。

 

いやそれも窓だけどさ怖過ぎんだよこんなん。

 

『ぐじゃぐじゃと』の表現嫌過ぎる。

血が……血が……この感覚も嫌だな……。

 

初めて見るんだ菊ちゃんの目……。

 

おばさんがせめてもの救い……。

にしてもこれは悲惨な人生……。

箒の理由もそれだったんだなぁ。

一人だけ金属製の武器じゃないと思ってたけど……。

 

なんでオバケはそんな酷いことをいうんですか???????

これ、おばあちゃんの本心的なものなのか、ただの似姿なのかどっちだ。

 

『菊の願いは、まだ叶っていない』

やめてよぉ……。

 

惺……お前いいことしてはいるんだけど人の心がわかってない感…………。

裏目に出過ぎ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中

 

 

 

 

甲田学人『ほうかごがかり』感想

Amazonに載せたのと同じ内容です(多分未だ反映されていないけど)。

 

 

簡潔めの感想。
・全体的に、面白いがちょっとずつ物足りない(前半の淡々としたストーリー、七不思議の考察、そこまでグロく痛々しくない文章)。
読む価値はあるといえるが、もっとガッツリきて欲しい。
つまらなくはないので読んで欲しい。
・前半二話が淡々としている。だからこそ三話目が引き立つのだろうし決して面白くないわけではないが、前半で「もういいや」ってなる人もいそうではある(自分のKindleの設定だと167/337Pなので……)。
三話までは読んで欲しい。
・最後まで読むと表紙や冒頭カラーイラストの意味がわかるのでそこはとてもいい。
・『断章のグリム』のような考察パートは少ないのでそこを期待するとちょっと物足りない。
・登場人物の心理描写がしっかりしていていい。
・『断章のグリム』と比べてグロさ、文章から伝わる恐怖や痛々しさが足りない。
殆ど三話のあそこくらい。
甲田学人先生ならもっとイケる。もっと文章で殴ってくれ。もっと悪夢を見せてくれ。


つらつら書いた感想。
正確に測っていないけど、多分そんなに読むの早くない人でも三時間~四時間で読めるんじゃないかな?
電撃文庫では五年振りの甲田学人先生の新作!!
甲田学人先生の作品は『断章のグリム』『夜魔』『霊感少女は箱の中』シリーズを読んだことがあります。
一番好きなのが『断章のグリム』で主にそれで甲田学人先生のファンなので『断章のグリム』と少し比較して(別所でのレビューを見ると『Missing』と関係があるっぽいですがそちらは読んでいないのでなんとも……でも読んでいると一層楽しめると思いますので、『Missing』にも興味ある方はそちらを先に読んだ方がいいかもしれません)。
本作『ほうかごがかり』は上記三作品の中では『断章のグリム』に近いですね。

学校に七不思議があり、それぞれ一人ずつがそれを担当し、観察と記録をする。そうすることで七不思議の被害を抑えることができる。
七不思議は童話や昔ながらの四谷怪談みたいなものではなく、〝トイレの花子さん〟〝赤いマント〟のような都市伝説みたいなものではありますが、『断章のグリム』のような考察も少しあります。
但し、『断章のグリム』は人魚姫なら人魚姫だけで一巻分、または上下巻分考察する話になっており、最初に考察し、事件が進む内にまた考えて考え方を変え、終盤真実が明らかになる……という感じだったのですが、今作では一巻に二つ分の七不思議が含まれており、一巻というのもあって設定の説明も多く、また神狩屋さんのように知識が豊富なキャラは基本同じ部屋にずーっといる上主人公達に積極的に関わる気もないし話したがりでもないので考察は少ない気がします。

どちらかといえば、一巻でメインとなった登場人物の心理描写が多いかな?
その心理描写もしっかりしていて理解できるので面白かったですけどね!
啓の気持ちもわかるけど最後はマジかよってなったし、惺は善良だけど本気でそれならおかしいし、真絢の心理描写も細かくてあの武器を取り出した辺りのくだりもよかったですね。

個人的には『断章のグリム』の神狩屋さんと蒼衣の濃厚な童話考察パートが面白くて好きだったので(勿論ストーリーやキャラ、展開も面白くて好きですが)、そこはちょっと物足りないです。
成程ねえ、となったのは啓が担当する『まっかっかさん』の正体がわかった時の太郎さんのコメントかなあ。
まあ都市伝説って最近できたものですし、寓話程意味やシンボルは込められていなさそうですが……。
何故小学校なのか、という説明も成程な、と。えらいこっちゃやで……。

キャラは若干神狩屋さんぽいなあとか、雪乃っぽいなあとかいたりする。
そしてメインキャラは「お前おかしいよ……」みたいな部分がある。そういうとこ好きですけどね!
かなしいなあ。

三話は特に面白く引き込まれました!!!
やっぱり甲田学人先生はああいう話がうまいですね。嫌過ぎる……。
なんていうか、狂う過程の心理が理解できちゃうのが、「いやそれはそうだけどでもさぁ!!」ってなるのが好きで、嫌です……。
読んだ後に表紙の意味がわかって「うわぁ……」となりました。うわぁ……どうして……どうしてそういうことをする……。
二話→三話と三話の構成というか、持って行き方がえげつない……そんなさ、後から描写されてもさ、もうさ、取り返しがつかないんだよ……。
冒頭のカラーイラストも該当箇所を読んだ後に見返すと、まあ……。
そういうの、大好きですけども!! えげつないわぁ……。
生まれたての七不思議はそこまで脅威を感じないから余計に……。
表紙や冒頭のカラーイラストは読む前にじっくり見ない方が楽しめると思います(登場人物のページは文章だけだとイメージし辛いので見るべきですが)。
あれ? でもそうなると二巻以降の表紙って…………。

正直あらすじを読んだ時あんまりピンときてなかったんですけど、「甲田学人先生だからな……」と思って読んでみたらやっぱり面白かったのでよかったです。
「面白ええええええ!!」ってテンションが上がって頁を爆速で捲るようなものではないけど、じわじわと確実にある面白さ。地面をその場で踏んで確かめて、確かに硬い地面がある、そんな面白さ。
前半は淡々としていましたが、二話の最後から面白くなって行ってよかったです。

でも今回はそんなにグロくないかな。前半が淡々としていたのもありましたが。
甲田学人先生ならもっと文章で殴れるのでもっと殴って欲しい気持ちがあります。実質グロやホラーは三話のあそこくらいだし……。

全体としては若干の物足りなさがないではなかったけど、これから『ほうかごがかり』がどうなって行くのが、誰が生き残れるのか(今のところ活躍している三名+一名には生きてて欲しいが……甲田学人先生だからこの中でも絶対二人くらいは死ぬよね……)、気になりますし、甲田学人先生の応援もしたいので次巻も買います。
一巻最後でなかなかぶっこんできて続きが気になるからWeb連載も読みます。

ただ、『断章のグリム』みたいに他人に「布教したい!! 皆読んで!! めちゃくちゃいいから!!」というレベルではないかな……未だ小学生ばかりなので(先生はわからないけど)神狩屋さんみたいな過去のバックストーリーというかド重い人間関係もそこまでなさそうだし……多分……。
いや皆結構暗いものを持ってはいるんですけど……登場人物が小学生だけっていうのが話の広がりを狭めないかな、大丈夫かな?
二巻三巻からはもっとガッツリきて欲しいですね。今後に期待。

久し振りに甲田学人先生の新作が読めてよかったです。
甲田学人先生と、おそらくは一般受けしないであろうホラーライトノベルをこうして出してくださる出版社様、ありがとうございます。

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』感想

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

 

評価:40/100

 

ゲームは昔にちょっとやったきりです。マリオ自体には余り詳しくないです。

沢田ユキオとモト珍こと本山一城の漫画版マリオはところどころ読んだかな。

 

映像のクオリティは高い。それは確か。

クッパ軍団ってコイツらこんなに怖いのか」「クッパ普通に強え」「やっぱりあのステージって無茶苦茶だよな」という新鮮さもあった。

マリオがまさかの宮野真守でよかった。意外と合っている。まあもっとおじさん声でもよかったのかもしれないが(宮野真守は好きなので贔屓目)。

 

自分はマリオに詳しくないのでマリオのことは配管工でルイージという兄弟がいる、くらいしか知らない。

実際あんな風に家族がいるのか、落ちこぼれ扱いされているのかは知らないが、あれはあんまり好きじゃないかなあ。

アメリカ辺りの作品によくありそうな、いじめられてる落ちこぼれがスーパーヒーローになるヤツね。

マリオにああいうリアルさは持ち込んで欲しくなかった気持ち。

スパイクとかね、ああいうの嫌いなんですよね。調子いいね。

マリオにストーリーを付けること自体難しかったとは思うが。

 

ドンキーコングの声はめちゃくちゃ合ってたな。

共闘とかもいいね(もうちょっと打ち解けてもよかったけど、この二人はあんま仲良くないのだろうかゲームでも)。

 

キノピオあれ関智一なん……!?!???

シュタゲのダルとギルガメッシュのイメージしかねえから普通にあの……リロアンドスティッチのプリークリーの……ブタゴリラスネ夫的ポジションの……あ、トンガリか。あの声の三ツ矢雄二さんかと思ったわ。

ルイージ畠中祐さんらしいけど宮野真守のマリオにちょっと似ている。

兄弟だから似せてるのかな。

 

うーん、ストーリーはそんなにいうことないかな。

ピーチ姫が強過ぎるのはよくわからんが…………。

いや「マリオいる?」ってくらい強かったし(いるけど)、ピーチ姫ってクッパに攫われてますよね、それをマリオが助けるんですよね…………。

ストーリー展開が難しかったのか知らんけど、どうせなら王道でもよかった気もするなあ。

ピーチ姫が出る分〝スーパーマリオブラザーズ〟・ムービーなのにルイージの出番が減っちゃってるし、『二人一緒ならなんとかなる』とちょくちょく出てくるいい台詞もルイージが基本いないことによってちょっと霞んでいる(最後だけいいところあったが……)。

後ピーチ姫は外国基準だからあんまりかわいくないね……なんか顔が縦に長い気もするし……。

 

映像のクオリティが高い、以外にそんなにいうことないかなあ。

見て損まではしないけど、残るものもあんまりない感じ。

まあでもクオリティが高いのは確かだったので40/100です。

 

映画『シックス・センス』とりま評価だけ

評価:72/100

 

涙が滲みそうになった良作。

終わった後も謎は多いが。

自分は友達と観ていて友達が展開を早い段階で当てたので終盤の衝撃は得られなかったのでその辺の評価は余りできないが、光るものがあったというか、最後の方ちょっと泣きそうになった作品。