ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
評価:40/100
ゲームは昔にちょっとやったきりです。マリオ自体には余り詳しくないです。
沢田ユキオとモト珍こと本山一城の漫画版マリオはところどころ読んだかな。
映像のクオリティは高い。それは確か。
「クッパ軍団ってコイツらこんなに怖いのか」「クッパ普通に強え」「やっぱりあのステージって無茶苦茶だよな」という新鮮さもあった。
マリオがまさかの宮野真守でよかった。意外と合っている。まあもっとおじさん声でもよかったのかもしれないが(宮野真守は好きなので贔屓目)。
自分はマリオに詳しくないのでマリオのことは配管工でルイージという兄弟がいる、くらいしか知らない。
実際あんな風に家族がいるのか、落ちこぼれ扱いされているのかは知らないが、あれはあんまり好きじゃないかなあ。
アメリカ辺りの作品によくありそうな、いじめられてる落ちこぼれがスーパーヒーローになるヤツね。
マリオにああいうリアルさは持ち込んで欲しくなかった気持ち。
スパイクとかね、ああいうの嫌いなんですよね。調子いいね。
マリオにストーリーを付けること自体難しかったとは思うが。
ドンキーコングの声はめちゃくちゃ合ってたな。
共闘とかもいいね(もうちょっと打ち解けてもよかったけど、この二人はあんま仲良くないのだろうかゲームでも)。
シュタゲのダルとギルガメッシュのイメージしかねえから普通にあの……リロアンドスティッチのプリークリーの……ブタゴリラのスネ夫的ポジションの……あ、トンガリか。あの声の三ツ矢雄二さんかと思ったわ。
ルイージも畠中祐さんらしいけど宮野真守のマリオにちょっと似ている。
兄弟だから似せてるのかな。
うーん、ストーリーはそんなにいうことないかな。
ピーチ姫が強過ぎるのはよくわからんが…………。
いや「マリオいる?」ってくらい強かったし(いるけど)、ピーチ姫ってクッパに攫われてますよね、それをマリオが助けるんですよね…………。
ストーリー展開が難しかったのか知らんけど、どうせなら王道でもよかった気もするなあ。
ピーチ姫が出る分〝スーパーマリオブラザーズ〟・ムービーなのにルイージの出番が減っちゃってるし、『二人一緒ならなんとかなる』とちょくちょく出てくるいい台詞もルイージが基本いないことによってちょっと霞んでいる(最後だけいいところあったが……)。
後ピーチ姫は外国基準だからあんまりかわいくないね……なんか顔が縦に長い気もするし……。
映像のクオリティが高い、以外にそんなにいうことないかなあ。
見て損まではしないけど、残るものもあんまりない感じ。
まあでもクオリティが高いのは確かだったので40/100です。