評価:10/100
もう一度観たいか?:絶対に二度と観ねえ
五十円の映画、って感じだった。
正直金を払って観る映画ではない。まあいいとこ五十円。
『「感情」から書く脚本術』の本で結構ページ割かれていい例として何度か出ていたのでこれは観なければと思った観たのだが……人気の高いようなのだが……何処が?
高評価され大絶賛されているだけあって余計に出来に腹立つ。
その本で結構ページ割かれている箇所はネタバレ回避のために読んでおらず、今になってちらっとだけ読んだがまあ……確かに書かれているような要素はあるだろうが、全く心に響いてこない。要素はあるけど納得はできない。
最初の方はハラハラしたよ。どうなるのかって。
でもミス……ケンドールが出てきた辺りから怪しくなった。
性欲に振り切り過ぎというか、いくらなんでもそこまで親しくなるか? という。
『ソフィーの選択』も同じ点数だが……同じくらいの印象だ。
なんというか、ただ退屈な映画――で、且つ映像が綺麗――なら、「退屈な映画だったねーまあでも映像は綺麗だったな」で終われるのだが、『ソフィーの選択』とこの映画は「意味わからん(登場人物の心情やストーリーが)」「お金を払って観るものではない」という気持ちになるのでもうね、マイナスの域なのね……。
『めまい』も途中で脱落したが、俺はヒッチコック監督が合わないのかもしれない。
『めまい』『北北西に進路を取れ』『ロープ』は脚本術の本でおすすめされていたので観たかったところだが……。
母親が『鳥』はおすすめといっていたのでそれはいつか観たいが……それも駄目なら、もう本当に合わないのだろう。
因みに友達も同じく合わなかった。
本当はもっと詳しく書くべきなのだろうが、もう一度観るのもキツい。
とにかく間抜けなのと、性欲に溺れ過ぎである。
誰や007がどうだのスリラーだがサスペンス高スパイ映画だかの名作だのどうだのいったのは。